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【ニュースな街】いかにも水木しげるさんらしいお墓 東京・調布(下)

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【ニュースな街】
いかにも水木しげるさんらしいお墓 東京・調布(下)

デフォルメされた鬼太郎(右)とねずみ男に守られた水木しげるさんの墓=東京都調布市の覚証寺(C)水木プロ デフォルメされた鬼太郎(右)とねずみ男に守られた水木しげるさんの墓=東京都調布市の覚証寺(C)水木プロ

 昨年11月30日に多臓器不全で亡くなった漫画家の水木しげる=本名・武良茂(むら・しげる)=さんの墓が、長年住んでいた東京都調布市内にあると聞き、訪ねてみた。生前に建てられた墓は、鬼太郎やねずみ男らに囲まれたいかにも水木さんらしいもので、ファンが全国から訪れるという。

■妖怪が出そうな雰囲気

 墓は調布市富士見町の覚証寺にある。

 墓地に入ると、すぐに水木さんの墓は見つかった。なにしろ、かわいい鬼太郎とねずみ男が神社のこま犬のように置かれ、墓を守っているからだ。五輪塔型の墓石には「南無阿弥陀仏」と彫られている。

 建立は昭和62年秋彼岸とあるので、まだ60代に建てられた生前墓だ。外柵の左右と裏には、水木さんの原画で、子泣きじじいや砂かけばばあ、ねこ娘などおなじみのメンバーなどさまざまな妖怪が精巧に浮き彫りされている。

 住職の細川真彦さん(45)にお話をうかがった。水木さんが覚証寺に墓を建てたときは、祖父の兄に当たる先代の量雄(りょうゆう)氏のころで、真彦さんは直接やりとりをしたわけではないが、量雄氏から聞いた話を教えてくれた。

 曹洞宗の武良家にもかかわらず、浄土真宗の覚証寺を選んだのは「近所だったかららしいですよ」と真彦さん。いかにもおおらかな水木さんらしい。

 寺の床の間にかかった掛け軸が東洋大学の創設者で、「妖怪学講義」の著書もある井上円了の手によるもので、武良家にも円了の書があったことから話題が弾み、量雄氏と意気投合した。

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