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【近ごろ都に流行るもの】お仲間(同じ釜)理論で「職場ランチ」 みんなで手料理、助成金も

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【近ごろ都に流行るもの】
お仲間(同じ釜)理論で「職場ランチ」 みんなで手料理、助成金も

従業員に顧客まで招き入れ、“オナカマランチ”を実践する「ウィルフォワード」。右端が成瀬拓也社長=東京都目黒区 従業員に顧客まで招き入れ、“オナカマランチ”を実践する「ウィルフォワード」。右端が成瀬拓也社長=東京都目黒区

 19歳のインターンから40歳までとみな若く、飾り気のない手料理がおいしい! 成瀬拓也社長(35)は、「みんな手際が良くなって調理時間は30、40分。嫁(婿)入り修業にもなってます」と箸を手に目を細めた。筑波大陸上部出身でスポーツ栄養学を専攻した料理上手だ。「同じ釜の飯を食うことで仲間に家族的な連帯が生まれる。また、手料理のふるまいは最も素朴な人心掌握術。経験的に実感していたこの作用を『オナカマ理論』と名付けて、仕事にも生かそうと考えました」

 5年前に起業。オフィスはキッチンの広い一軒家だ。買い出しや調理は手の空いた人がやり、食材費は会社で持つ。「今日は15人分で3500円。居酒屋での飲みニケーションだと1人分です」と費用対効果も強調する。

 入社1年目の青木玲仁さん(25)は、「これでカップ麺や牛丼の生活から抜け出せ、経済的、健康的、精神的に助かっています」。

 お客さんも引き込んでいる。4年前から取引する国際自動車の執行役員、川田政さん(42)は、「接待などとは異次元の家庭的なもてなしに『なんだこれは!?』と驚いたが、こちらも気楽で、人生のことまで話せる間柄になれた」と信頼を寄せている。

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