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【秘録金正日(63)】ミサイルを反米国「シリア、イランに販売」自ら暴露 利用し合う盟友、プーチン

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【秘録金正日(63)】
ミサイルを反米国「シリア、イランに販売」自ら暴露 利用し合う盟友、プーチン

 南北首脳会談で見せつけた金正日(キム・ジョンイル)のパフォーマンスに「魅せられた」のは、韓国大統領の金大中(デジュン)だけではなかった。

 ロシア大統領に就任して間もないウラジーミル・プーチンが2000年7月に平壌を訪れる。沖縄サミット(主要国首脳会議)の往路とはいえ、ソ連時代を含め、ロシア最高指導者の訪朝は初めてだった。

 プーチンの側近で、極東連邦管区大統領全権代表のコンスタンチン・プリコフスキーの手記によると、彼に対し、正日は「私はプーチン大統領にどっぷり魅了された」と初対面を振り返った。

 「ロシア下院で朝露友好善隣協力条約の批准問題が審議されていたが、大統領は『もし批准しないなら、私が電話をかけて批准させる』と冗談を言った」

 全てを1人で決められるロシアの新指導者と波長が合ったのだ。

「ロケットで数億ドル稼げる」

 プーチン訪朝時の会談内容は、直後に平壌で金正日と面会した韓国メディア各社の代表団とのやり取りでも話題に上った。

 北朝鮮は1998年8月に「衛星」打ち上げと称して事実上の中距離弾道ミサイルを発射。国際社会の関心が北朝鮮のミサイル開発に集まるなか、米紙は、正日が「プーチン氏にクリントン米大統領への親書を託した」と報じる。代表団側はこのことを質問した。

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