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【酒井充の野党ウオッチ】改憲・安保論議を封印し国会論戦でゲスな質問ばかり 民主党がこの体たらくならば安倍首相でなくても…

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【酒井充の野党ウオッチ】
改憲・安保論議を封印し国会論戦でゲスな質問ばかり 民主党がこの体たらくならば安倍首相でなくても…

「衆参同日選」に向けて街頭演説をスタートさせた民主党の菅直人元首相=2月7日、東京都武蔵野市(酒井充撮影) 「衆参同日選」に向けて街頭演説をスタートさせた民主党の菅直人元首相=2月7日、東京都武蔵野市(酒井充撮影)

 かつて民主党代表を務めた前原誠司元外相が1月25日付のブログで「私は憲法改正が必要だと思っている」と表明した。夏の参院選で憲法改正を争点にすると発言している安倍晋三首相に「嫌悪感を覚える」としたが、各党と十分な議論を踏まえた上で「堂々と進めてもらいたい」とまで言及した。

 さらに「私が憲法改正で特にこだわりたいポイント」として3点を挙げた。

 1つ目は「前文」だ。前文の「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」の部分について、「あまりにも現実離れし、理想主義に過ぎない」と断じた。

 そして「9条2項」。「前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない」との記述について、現実に自衛隊が存在し、国民に広く必要性が認められているとして、「読んで字のごとく」に見直すべきだと主張した。

 最後は、自民党なども新たに設ける条項として検討している「緊急事態条項」だ。「他国の憲法では一般的に見受けられる『非常事態宣言発令下における私権の制限』が憲法には概念すらない」と指摘した。その上で「憲法には、平時と有事における国民の権利と義務に違いを持たせるべきだ」と訴えた。

 なぜ安倍首相による憲法改正の争点化を嫌悪するのか理解できないが、前原氏が改正の必要性を訴えた3点に全く異存がない。極めて常識的な見解だ。「さすが保守系の論客だ」と思っていたが、安倍首相も出席した2月4日の衆院予算委員会基本的質疑の質問に立った前原氏は、憲法についてひと言も触れなかった。

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