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【花粉予想】静岡県で花粉症壊滅か? 発生量8割カットのスギの苗木開発 春出荷分から全面切り替え

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【花粉予想】
静岡県で花粉症壊滅か? 発生量8割カットのスギの苗木開発 春出荷分から全面切り替え

生産・出荷に向けて研究が進む無花粉スギの苗木=静岡県森林・林業研究センター 生産・出荷に向けて研究が進む無花粉スギの苗木=静岡県森林・林業研究センター

 スギ花粉の飛散が始まり、くしゃみやかゆみに悩まされる季節になった。こうした中、静岡県森林・林業研究センター(浜松市浜北区)が、花粉量が従来の20%以下に抑えられるという夢のようなスギの苗木を開発した。今春から県内で出荷される苗木は、すべて花粉症対策済みの種に切り替わるという。

(静岡支局 田中万紀)

 苗木が成長するには数十年かかるため、すぐに花粉の飛散が減るわけではない。ただ、静岡県森林・林業研究センターの研究員らは「花粉のために本県の重要な産業資源であるスギが“悪者”にならないよう、花粉の発生量をできるだけ抑えたい」とアピールする。

 同センターでは平成23年から、「精英樹」と呼ばれ、成長が早く木材としての質が高い51品種のスギのうち、花粉が少ない品種を選んで交配を繰り返してきた。その中から、花粉量が一般的なスギの約10~20%しかない「低花粉種」を7品種、1~数%の「少花粉種」を8品種選定。25年から種を取り、苗木を育ててきた。

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