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【岡田浩明の野党ウオッチ】甘利バッシングさえもブーメランになってかえってきた民主党に未来はあるのか?

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【岡田浩明の野党ウオッチ】
甘利バッシングさえもブーメランになってかえってきた民主党に未来はあるのか?

衆院予算委員会で民主党の岡田克也代表(左手前)の質問に答える安倍晋三首相=3日午後、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影) 衆院予算委員会で民主党の岡田克也代表(左手前)の質問に答える安倍晋三首相=3日午後、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)

 1月22日の衆院本会議で甘利氏の経済演説の際に、民主党など野党6党が「甘利氏から明確な答えがないまま演説は聴けない」として、ぞろぞろと退席したことも多くの人の心証を害したようだ。

 自民党の平将明衆院議員が自身のツイッターで、退席の様子を書き込んだ。

 「私も議場にいたが、政策論争ではなく、政局的展開になったとたんに、民主党がガラッと元気になったのをみて、この党の本質をみた気がした。何人かの若手は怒りではなく本当に嬉しそうな顔をして議場から出て行った」。国民からもそんな民主党の体質を見透かされているのだ。

 民主党の長島昭久元防衛副大臣は1月30日の自身のブログで「これ以上、国会の場で甘利問題を深追いしても逆効果になってしまうのではないか。つまり、スキャンダル追及で政権に打撃を与えるという思惑が国民の支持を広げる可能性は高くないどころか、逆に反発すら招く恐れがある」と懸念を示した。

 その上で「野党としてスキャンダル攻撃に血道をあげるより、政策論争で政権を追い詰める方が憲政の常道に叶うし、国民の利益になるはずだ」と続けた。

 長島氏の不安は的中したといえるが、それでも民主党は追及の手を緩めようとしない。

 確かに甘利氏の疑惑に絡む斡旋利得の有無など真相究明は欠かせないが、司直に委ねる部分が多く、立法府での甘利氏不在の追及には限界がある。民主党など野党は甘利氏の参考人招致などを求めるが、与野党会派の全会一致が慣例で、実現の見通しは立たない。

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