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【スクリーン雑記帖・予告編つき】「不屈の男 アンブロークン」は反日映画なのか? 気になった“問題のシーン”

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【スクリーン雑記帖・予告編つき】
「不屈の男 アンブロークン」は反日映画なのか? 気になった“問題のシーン”

映画「不屈の男 アンブロークン」で監督のアンジェリーナ・ジョリーは何を訴えたかったのか 映画「不屈の男 アンブロークン」で監督のアンジェリーナ・ジョリーは何を訴えたかったのか

 「映画を見てから判断しろ」という指摘はごもっとも。だから米国版ブルーレイを取り寄せてこれまで何度も見返している。そこで気になったことを書きたい。

 ジョリーは女優であり、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の親善大使も務める人道支援家だ。初監督作「最愛の大地」(11年)はボスニア紛争(92~95年)で引き裂かれたボスニア人女性とセルビア人男性の悲恋物語だった。実際は、女性の目を通してセルビア人兵士の性的暴力といった非道さを生々しく描くのが主眼だ。新作の「アフリカ(原題)」は古人類学者が象牙の密猟者と闘う話。彼女は映画を作って人道支援を行う希有な存在なのだ。

 「不屈の男」で渡辺伍長を演じたMIYAVIは、ジョリーから「私は2つの国(米日)をつなぐ懸け橋となる映画を作りたい」と言われた。だが彼女の作風からいって、この映画で日本軍の非道さを告発しようとしたのは明らかだ。それでもジョリーは問題になりそうな描写を抑えているように感じた。ブルーレイには「削除されたシーン」が収められていて、渡辺が三味線を弾いて歌う人間的な顔を見せる場面や、玉音放送が流れる場面がカットされていた。

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