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【けいざい独談】サラリーマンの副業・兼業を認めよ 人手不足解消の秘策 女性、高齢者、外国人に次ぐ第4の働き手に

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【けいざい独談】
サラリーマンの副業・兼業を認めよ 人手不足解消の秘策 女性、高齢者、外国人に次ぐ第4の働き手に

サラリーマンの副業・兼業が広まれば、人手不足問題の解消に一役買いそうだ。写真は東京駅前の通勤風景 サラリーマンの副業・兼業が広まれば、人手不足問題の解消に一役買いそうだ。写真は東京駅前の通勤風景

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 こういった状況を理解した上で、あえて副業・兼業禁止規定の廃止を提案するのは、複数の理由がある。

 まずは冒頭でも触れた人手不足だ。中小企業を中心に、人手不足が深刻化している。特に流通や外食、運輸、建設などで不足感が強い。

 それを裏返すように、数年前なら800円程度だった飲食店の時給が1200円程度まで跳ね上がっている店舗もあり、それでも人が集まらないことが背景にある。

 ある運送大手の幹部も「ネット通販関連で配達が増えていて、配達を夜の7時から10時ぐらいにしてほしいという要望が多い。その時間帯の配達員をそろえられない」と嘆く。

 もう一方の理由が、企業ではワークライフバランスを重視し、残業時間を短縮させようという動きも出ていることだ。今までなら「毎日2~4時間の残業」といった職場が、夕方6時には職場の一斉に消灯し、帰宅を促す措置をとる企業さえ出ている。残業時間の短縮は、自分で使える時間ができるメリットがある一方、残業代が少なくなるデメリットも抱える。

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