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【けいざい独談】サラリーマンの副業・兼業を認めよ 人手不足解消の秘策 女性、高齢者、外国人に次ぐ第4の働き手に

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【けいざい独談】
サラリーマンの副業・兼業を認めよ 人手不足解消の秘策 女性、高齢者、外国人に次ぐ第4の働き手に

サラリーマンの副業・兼業が広まれば、人手不足問題の解消に一役買いそうだ。写真は東京駅前の通勤風景 サラリーマンの副業・兼業が広まれば、人手不足問題の解消に一役買いそうだ。写真は東京駅前の通勤風景

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 そもそも民間企業で当たり前となっている「副業・兼業禁止」の就業規定だが、職業選択の自由が憲法で認められている中、それ自体は本来は禁止できないものだ。有名な事例としては作詞・作曲家の小掠佳氏だ。第一勧業銀行(現・みずほ銀行)の銀行マンでありながら日本レコード大賞を受賞した「シクラメンのかほり」を作詞・作曲するなど兼業していた。日経新聞で1月に連載した「私の履歴書」でも、最終的には会社側が兼業を認めたことに触れている。

 現在、多くの会社が副業・兼業禁止規定を設けているのは、副業によって本業がおろそかになってしまうことや、会社の利益が損なわれたり、会社の品位を落とす恐れがある懸念があるなどの「合理的な理由」のためだ。

 例えば、副業が理由で遅刻や欠勤が多くなったり、副業先がライバル企業であるとか、副業が詐欺まがいであった場合、「○○社員」と本業の社名がマスコミによってさらされかねない。こういった社員の副業が本業の会社に迷惑をもたらすリスクを防ぐのが「合理的な理由」だ。

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