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【ニッポンの教育】金品受け取った教員らは延べ4000人! 謝礼は賄賂ではないのか? 渋々認めたセンセイらのあきれた言い訳とは…

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【ニッポンの教育】
金品受け取った教員らは延べ4000人! 謝礼は賄賂ではないのか? 渋々認めたセンセイらのあきれた言い訳とは…

教科書謝礼問題で会見し頭を下げる、左から東京書籍の千石雅仁社長、川畑慈範会長、渡辺能理夫常務=22日、東京都北区の東京書籍本社(寺河内美奈撮影) 教科書謝礼問題で会見し頭を下げる、左から東京書籍の千石雅仁社長、川畑慈範会長、渡辺能理夫常務=22日、東京都北区の東京書籍本社(寺河内美奈撮影)

 小中学校の教科書を発行する全22社のうち、検定中の教科書を見せて教員らに謝礼を提供していたのは10社に上ったが、どの会社も謝礼には採択に便宜を図ってもらう意図はなかったと否定。直接の採択権限を持つ教育長と教育委員計10人に歳暮と中元を贈っていた数研出版でさえ「お付き合いの意味であり、採択を期待する意図はなかった」としている。

無届けで減給処分のケースも…謝礼は採択に影響力ある「調査員」狙いか

 金品提供対象となった教員らは全都道府県にまたがり、文科省が教育委員会を通じて、実際の受け取りや教科書採択への影響の有無などを調査している。

 教員が教委に届け出をしないまま、教科書への意見聴取の対価として謝礼を受け取っていれば、公務員の兼業兼職の禁止規定に抵触し、処分される可能性がある。三省堂から5万円の謝礼を受け取っていた教員の中には、減給処分になったケースもあった。

 ただ問題視すべきは、謝礼を受けた教員がその後、教科書採択に関与する立場になることだ。

 三省堂のケースでは、謝礼を渡された教員53人のうち、21人が検定翌年に実施される教科書採択で、各社の教科書の特徴などを調査して報告書を作成する「調査員」などに起用されていた。このうち6人が調査員などを務めた地区で、同社の英語教科書が新たに採択されていた。

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