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【満州文化物語(16)】日本「陸士」受験したが、満州国軍に 運命変えた“回し合格”…

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【満州文化物語(16)】
日本「陸士」受験したが、満州国軍に 運命変えた“回し合格”…

軍官学校時代の茨木氏(前列左)=「同徳代第七期生史」より 軍官学校時代の茨木氏(前列左)=「同徳代第七期生史」より

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 満州国は昭和7(1932)年3月の建国から、わずか13年で“うたかた”のごとく消えてしまう。国の理念である五族(日、満、漢、鮮、蒙)で構成されていた満州国軍も、20年8月、ソ連軍(当時)の満州侵攻を知るや、満系(中国人=満、漢)、蒙系(モンゴル人)に反乱や逃亡が相次ぎ、空中分解した。

 日本人の将校・軍官学校(士官学校)生徒のほとんどがシベリアに抑留され、辛酸をなめたことは、すでに書いた通りである。

元韓国大統領も在籍

 その五族で構成されていた満州国軍の軍官学校はユニークな学校だった。

 首都・新京(現中国・長春、日系=日本人と当時、日本統治下にあった朝鮮人=と満系が所属)と興安街(同ウランホト、蒙系)に2つあり、戦後、韓国の大統領になった朴正煕(パクチョンヒ、2期生)や満州国皇帝、溥儀(ふぎ)の弟、溥傑(ふけつ)も終戦間際、日本の陸軍大学校を経て予科生徒隊長(満州国軍中校=中佐)として在籍していた。

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