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【月刊正論】対談・阿比留瑠比×秦郁彦 「慰安婦」日韓合意の「最終的かつ不可逆的解決」の行方

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対談・阿比留瑠比×秦郁彦 「慰安婦」日韓合意の「最終的かつ不可逆的解決」の行方

慰安婦問題の日韓合意を受け、報道陣の質問に答える安倍晋三首相=28日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影) 慰安婦問題の日韓合意を受け、報道陣の質問に答える安倍晋三首相=28日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 阿比留 ただ、韓国という国家は米国のリッパート駐韓大使が前科のある男に刺されてしまうような国ですよ。もともと無法がまかり通る国なのです。ある政府高官が「韓国にはやっぱり民主主義は無理なんだよ」と言っていました。韓国側で騒動が起きたり韓国内で割れるのは、もう日本政府としてははじめから当然だと想定していて、冷ややかに見ていただけだと思います。

 今回の合意の意義は日韓間の政治問題だった慰安婦問題が、日韓合意によって韓国の国内問題となったことだと理解しています。合意によってこれで例えば韓国が国内の反対勢力の説得に失敗しようが、新しく立ち上がるはずの基金が頓挫しようが、もうそれは全て韓国の問題なのです。わが国は別に関知しない、そういう姿勢で見ていると思いますよ。

 安倍総理は周囲の「本当にこれで最終決着という確証が取れたのか」との質問に「それはまだわからない。しかし、ここまでやった上で約束を破ったら、韓国は国際社会の一員として終わる。今までの河野談話やアジア女性基金の時とは違って、今回は国際社会が注目しているからだ」と言っています。確かに不確定要素はある、といえばある。しかし、そのときは国際社会とともに悪いのは韓国だといえるという趣旨だと思うのです。

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