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【月刊正論】対談・阿比留瑠比×秦郁彦 「慰安婦」日韓合意の「最終的かつ不可逆的解決」の行方

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対談・阿比留瑠比×秦郁彦 「慰安婦」日韓合意の「最終的かつ不可逆的解決」の行方

慰安婦問題の日韓合意を受け、報道陣の質問に答える安倍晋三首相=28日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影) 慰安婦問題の日韓合意を受け、報道陣の質問に答える安倍晋三首相=28日午後、首相官邸(斎藤良雄撮影)

 阿比留 官邸は韓国に心底冷めきっています。もちろん表向き韓国は必要な国で、韓国が緩衝地帯として存在する日本の安全保障上の意義もきちんと認識しています。ですから表立っては言いません。しかし、韓国などどうなってもいいよと内心思っているのではないでしょうか。

  そうは言っても、経済危機が深まると、アメリカがカネを出してやれよなどと言い出しかねないし、断りにくい。アメリカは韓国に対してはベビーイングであやすやり方を続けています。

 阿比留 もちろん外交関係も経済関係もあるから全面的に知らんとはいかないでしょう。ですが、慰安婦については本気で「あとは知らん」という姿勢ですね。それに今の日米関係は以前とは違います。アメリカが言えば、全て日本が言うことを聞かなくてはいけないといった雰囲気でもなくなってきていますよ。

 もちろん政治は結果で決まります。公正な評価には時間が必要なことも確かです。しかし、合意直後、フェイスブックなどで保守系の方々が盛んに「これで安倍政権は支持を失い、支持率も下がって参院選も大変なことになるだろう」などと書いている。それは私は違うと考えています。もちろん安倍政権は安倍総理自身が保守を大事にしようと思っていますし、保守票が欲しいこともいうまでもない。ですが、保守票は所詮全体の2割あるかないか。およそ6割が浮動票です。

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