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格安「訳あり品」の問われぬ仕入れ先 廃棄食品流通、業界体質が原因

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格安「訳あり品」の問われぬ仕入れ先 廃棄食品流通、業界体質が原因

立ち入り調査で「みのりフーズ」の倉庫を調べる岐阜県の職員=2016年1月19日、岐阜県羽島市(共同) 立ち入り調査で「みのりフーズ」の倉庫を調べる岐阜県の職員=2016年1月19日、岐阜県羽島市(共同)

 愛知県の産業廃棄物処理業者「ダイコー」が絡んだ食品の横流し事件で、大手企業が適切に廃棄したはずの食品が不透明なルートで再び店頭に並んでいたことが表面化、消費者の信頼は裏切られた。格安で出回る「訳あり品」の流通経路を十分確認しようとしない業界の体質が、不正の温床として指摘される。他の業者でも同様のケースがないか国が実態把握に乗りだしており、今後、問題の拡大も懸念される。

 ■ダイコー以外も調査へ

 「何だ、これは…」

 1月中旬、塗装のはげ落ちた看板が掛かる建物に足を踏み入れた岐阜県の職員は、倉庫のドアを開いて言葉を失った。

 ダイコーから食品を仕入れていた岐阜県の「みのりフーズ」への立ち入り調査。マグロ、空揚げ、アイスクリーム…。さまざまな食品の段ボール箱が積まれ、大手食品メーカーのロゴが付いているものも。「ほとんどはダイコーから買った」。実質経営者の男性は、報道陣にそう話した。

 岐阜県によると、みのりフーズで見つかった食品は108品目。賞味期限切れのものが多かったという。愛知、岐阜県警の合同捜査本部は、廃棄食品の横流しが繰り返されていた可能性があるとみて詳しく調べている。

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