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【大人も発達障害】「職場での雑談が苦手」「空気が読めない」 見過ごされ、成人後に気づく“障害”とは

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【大人も発達障害】
「職場での雑談が苦手」「空気が読めない」 見過ごされ、成人後に気づく“障害”とは

発達障害の患者向けのデイケアでは感情のコントロールの仕方などを学ぶ=東京都世田谷区の昭和大烏山病院 発達障害の患者向けのデイケアでは感情のコントロールの仕方などを学ぶ=東京都世田谷区の昭和大烏山病院

 ここでは発達障害の患者を対象に、独自のプログラムに基づくデイケアを開いている。この日は、自分たちが困っていることを出し合い、それぞれが生活上の工夫を発表した。「会話が続かない」という男性患者の悩みには、別の患者が「雑談のためにスポーツや天気の話を用意してみては」と提案した。

 全20回のプログラムを通じ、患者は感情をコントロールする方法や会話の続け方などを学ぶ。他の医療機関も参加して、プログラムの効果を検証したところ、自閉症の症状の軽減などに効果があることが分かった。

 同病院臨床心理士の横井英樹さんは「デイケアでは、空気を読めないなど発達障害の特徴を出しても、責められることはない。まずは、自分たちの特徴を知り、そのうえで、社会的なスキルを学ぶことが大切」と話している。

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