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【正論 特別対談(上)】ジェームス・E・アワー×田久保忠衛 「9条が日本人を困惑させている」

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【正論 特別対談(上)】
ジェームス・E・アワー×田久保忠衛 「9条が日本人を困惑させている」

ジェームス・E・アワー氏(鴨川一也撮影)

 注〔1〕 日本国憲法9条の条文 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。2、前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 注〔2〕 芦田修正 昭和21年8月、衆議院憲法改正小委員会(芦田均委員長)の憲法改正草案の案文審議で、第9条1項の冒頭に「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し」が、2項の冒頭に「前項の目的を達するため」が追加された。

 注〔3〕 砂川判決 昭和34年12月16日の最高裁判決。基地拡張に反対するデモ隊の一部が米軍立川基地の境界柵を壊して侵入した砂川事件の公判で、「憲法第9条は日本が主権国として持つ固有の自衛権を否定しておらず」と判決文に記された。

 注〔4〕 昭和47(1972)年の政府資料 同年9月の参議院決算委員会で答弁を求められた田中角栄内閣が、「他国に加えられた武力攻撃を阻止するための集団的自衛権の行使は憲法上許されない」とする政府資料を提出した。

 注〔5〕 湾岸戦争 平成3(1991)年1月、前年のクウェート侵攻を受けて米国を中心とする多国籍軍がイラクを空爆して勃発。日本は多額の戦費援助を行ったが、国際的な評価は低く、人的貢献を可能とする国連平和維持活動(PKO)協力法の成立につながった。

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