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【経済インサイド】「指定席の切符拝見もうやめます!」 ついにJR東海が東海道新幹線で今春廃止へ 真の狙いはここにあった!

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【経済インサイド】
「指定席の切符拝見もうやめます!」 ついにJR東海が東海道新幹線で今春廃止へ 真の狙いはここにあった!

東京駅に入線する東海道新幹線。検札の一部廃止には、多くの狙いが秘められている(大西史朗撮影)

 1列車に乗務する車掌の数は、中程の車掌室に控えるチーフ「車掌長」または「列車長」と最後尾の「後部車掌」、前方車両を担当する「中乗り車掌」の3人。グリーン車で接客するパーサー1~2人も必要に応じて検札を手伝う。ちなみに列車長とは、運転士資格を持つ車掌長の呼称だ。

 列車が満席の場合、1両の検札を終えるのに約10分かかるといい、5人で手分けしても単純計算で30分余りかかる。乗り換えの案内や車内精算などの乗客対応もあるため、「東京発『のぞみ』の検札が終わる頃には静岡駅を過ぎていることもある」(広報)という。

 しかし対象が自由席の3両だけになれば、2人で手分けしても15分ほどで終わる計算。比較的空いている列車ならば、新横浜駅到着を前に完了するかもしれない。その分多くの指定席を出発前に「返席」し、他の乗客の需要に応えられるようになるわけだ。

真の狙いはセキュリティー強化か

 JR東海の収益面からみれば、効率的な「返席」によって指定席の売り上げアップにもつながる。自由席の乗客にとっても、検札が早く済めばそれだけ早くくつろげる。メリットはいくつも挙げられる。

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