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【防衛最前線・総集編(中)】海自の装備を一挙公開! 護衛艦いずも、P3C、潜水艦けんりゅう…

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【防衛最前線・総集編(中)】
海自の装備を一挙公開! 護衛艦いずも、P3C、潜水艦けんりゅう…

平成25年8月、横浜市磯子区で行われた護衛艦「いずも」の命名・進水式(海上自衛隊提供) 平成25年8月、横浜市磯子区で行われた護衛艦「いずも」の命名・進水式(海上自衛隊提供)

 新たに調達されるイージス艦は共同交戦能力(CEC)を搭載し、さらに進化する。これまでのイージス艦は、味方の艦艇が捕捉した敵の情報を受け取っても、改めて自分のレーダーで敵を捕捉し直さなければ攻撃できなかった。ところが、新システムでは僚艦の敵情報を受け取れば、そのデータを基にして即座に攻撃できる。

掃海艦あわじ

 海自の新型掃海艦の命名・進水式が10月に開かれ、「あわじ」と名付けられた。平成29年3月に就役する。

 海自の掃海艦艇の大半が木造なのに対し、あわじの船体には繊維強化プラスチック(FRP)が採用された。機雷の除去を任務とする掃海艦艇には、護衛艦のような鋼材は使用できない。感応機雷の出現以降、触雷を避けるために船質に非磁性を求められるようになったためだ。

 これまでは木造が主流だったが、海水による腐食が進みやすく、船体の寿命が15年程度と短い。FRPを使用することで海水に強くなり、耐久性や強度も増し、寿命は倍の30年近くに延びるとされる。

 すでに諸外国の海軍ではFRPの採用が進んでいるが、海自では中型掃海艇の「えのしま」型の2隻にとどまっていた。あわじは全長67メートル、基準排水量690トンを誇り、「えのしま」型から約120トン大型化。海自における最大のFRP製の掃海艦となった。

 海自の機雷掃海能力は、現在でも世界屈指のレベルにあるといわれる。湾岸戦争終結後、過酷な条件下で成功させたペルシャ湾での掃海作業は各国の海軍から称賛された。最新鋭の掃海能力を持つあわじが新たに加わることで、その地位はさらに盤石になることが期待される。

(政治部 石鍋圭)

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