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【DV妻、急増中】男性に広がる被害、支援窓口が少なくて… 「このままでは危ない」

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【DV妻、急増中】
男性に広がる被害、支援窓口が少なくて… 「このままでは危ない」

 「離婚」の文字が頭をかすめることもあったが、妻は離婚を拒否。妻から、こうした家庭の状況を「会社にばらすぞ」と脅され、打つ手が見当たらなかった。

 男性からは次第に笑顔が消え、仕事中も上の空になることが多くなった。そんな男性を心配した知人に付き添われ、やっとの思いで弁護士事務所を訪れた。

 都内に住む別の30代の男性は、一流大卒の妻から、高卒という自分の学歴をののしられる日々にじっと耐えている。 

 すぐに返事をしないと「生活態度がなっていない」。子供が産まれた後、「しつけがなっていない」。ことあるごとに「これだから高卒は」と否定し続けられ、「俺はダメなんだ」と追い詰められてしまった。周囲のアドバイスから離婚を考えても、まだ幼い子供たちが妻に引き取られる可能性が高いことを考えると、その一歩が踏み出せないそうだ。

被害を言い出せず

 警察庁の統計では、DVの被害は年々増え続け、26年には過去最多となる約6万件となった。そのうち、男性の被害は10・1%で、22年の2・4%から4倍に増えている。男性のDV被害の相談を多く受け付けている森公任(こうにん)弁護士も「ここ4~5年で被害相談も増えた」と話す。

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