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【けいざい独談】東芝のことはもはや眼中にない!? 日立は構造改革を断行 長年のライバルに差がついた

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【けいざい独談】
東芝のことはもはや眼中にない!? 日立は構造改革を断行 長年のライバルに差がついた

かつては公家集団!?

 かつては、おとなしい社風から「公家集団」と揶揄されたこともあった東芝だが、いつから攻撃的な集団になってしまったのだろうか。

 ある東芝元幹部は「東芝の社長は従来、東大卒で電力畑が多かったが、パソコン畑で頭角を現した西田厚聡氏(前相談役)が社長になったあたりから社風が大きく変わった」と指摘する。

 利益水増し問題を調べた第三者委員会(委員長・上田広一元東京高検検事長)の報告者でも、部下に「チャレンジ」と称し、無理な要求を行い、不正な会計処理を行っていたのは、西田社長時代から始まったとされており、社風が変わった時期と一致している。

 今回の利益水増し問題では、歴代3社長が目先の利益ばかりに気を取られ、中長期的な成長戦略を描けなかった点も報告書に指摘されており、日立との差が大きく生じたのも当然の結果だと今では思える。

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