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【けいざい独談】東芝のことはもはや眼中にない!? 日立は構造改革を断行 長年のライバルに差がついた

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【けいざい独談】
東芝のことはもはや眼中にない!? 日立は構造改革を断行 長年のライバルに差がついた

 業績がよくなっている中で、気を緩めずにまだまだ上を目指そうとする貪欲さが日立にはある。過去最大の赤字を計上して7年が経過するが、川村イズムが組織に浸透している表れだろう。

 東芝も、昨年はさすがに記者懇親会は見送ったが、利益水増し問題発覚前の2014年末には開催した。そのときに日立の業績好調やグローバル企業への転換について、水を向けたことがある。多くの役員が「すでにウチは日立さんよりも早くからグローバル化を進めており、全然負けていない」と話した。

 まず、日立に対するむき出しの対抗心を持つ役員の多さに驚いたが、それ以上に常に強気な姿勢な役員が多いという印象を強く受けた。自分たちの優位性を強調し、記者に自分たちの弱い部分を一切書かれたくないというところさえ、会話の中で感じられるほどだった。企業としては正しい行動といえなくもないが、これだけの大企業なのになんだか余裕がないな、と思った記憶がある。

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