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【「価値」漂流 第1部】家族のかたち(1)「結婚しないの?」は暴言か…「喜怒哀楽共にして絆生まれる」

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【「価値」漂流 第1部】
家族のかたち(1)「結婚しないの?」は暴言か…「喜怒哀楽共にして絆生まれる」

 パートナーは家族への葛藤も含めて受け止めてくれた。昨年、純白のドレス姿で写真を撮った。2人の関係を保証するものはない。ただ、結婚しないことで親の介護などによって相手を煩わせなくていい、という安心感もある。「世間の幸せの枠からは外れていると思うけど、この関係を一日も長く続けたい」。心は穏やかだ。

生涯未婚率アップ

 とはいえ、結婚を願う親世代の価値観を否定するわけではない。平成26年のセクハラやじ問題で「結婚したらどうだ、というのは僕だって言う」と発言した都議会議員が謝罪に追い込まれた。女性も「結婚しないの?」とよく聞かれるが「普通の価値観だからセクハラとは思わない」。結婚してほしいと親が思っているだろうことも、分かっている。

 「結婚しないの?」がタブー視されがちな背景には、男女ともに生涯未婚率が増加し、非婚・未婚化が進んでいることもある。

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