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【トレンド日本】こけし収集が第3次ブームに…「こけ女」全国に増殖中! 飛行機、ダースベーダー、ミッフィーとのコラボも…

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【トレンド日本】
こけし収集が第3次ブームに…「こけ女」全国に増殖中! 飛行機、ダースベーダー、ミッフィーとのコラボも…

伝統こけしに飛行機の要素を加えた「こけし飛行機」(宮城県提供)

「こけし」 昭和15年に“誕生”

 そもそも、こけしとは何か。日本有数のこけしコレクションを所蔵する「カメイ美術館」(仙台市)によると、江戸時代末期の文化・文政期(1804~1830年)にはすでに、東北各地の温泉で作られていたようだ。山間部の木々で(わん)や盆といった製品を作った余り木を材料にした子供の玩具だったといわれる。湯治客への土産物にぴったりだった。

 「こげす」「きぼっこ」「こげすんぼこ」「おでこさま」「きなきなずんぞこ」…。東北の地域ごとにさまざま呼び名があったが、昭和15年に宮城県の鳴子温泉で「全国こけし大会」が開かれ、統一名称として「こけし」と呼ぶことに決まったという。

 その形状は、福島県の土湯温泉を中心に発展した「土湯系」や、宮城県の遠刈田温泉周辺で育まれた「遠刈田系」など東北6県で11系統に分類されている。

「癒やし」「慰め」 こけしに求め

 現在のこけし人気は第3次ブームといわれる。では、過去2回の流行はどのようなものだったのだろう。

 カメイ美術館の学芸員、青野由美子さんによると、第1次ブームが起こったのは昭和3年。この年、「こけし這子(ほうこ)のはなし」という一冊の本が出版された。それをきっかけに、民芸品や骨董(こっとう)品の収集家らの心に火が付いた。

 著者は、児童文学者の天江富弥(1899-1984)。こけしを系統別に分類するなど、初めての体系的な紹介本だった。

 当時、こけしに熱狂したのは、文学関係者らインテリ層が中心で、東京や大阪といった大都市には、有名コレクターも登場した。ブームは戦時色の濃くなる10年代後半まで続いたといわれる。

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