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【熊谷6人殺害事件】ペルー人・ナカダ容疑者が頭部の手術で別人に! 奇声・奇行はなくなったが「私はやっていない…」

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【熊谷6人殺害事件】
ペルー人・ナカダ容疑者が頭部の手術で別人に! 奇声・奇行はなくなったが「私はやっていない…」

退院時、捜査員に囲まれながら車に乗り込み、埼玉県警熊谷署に移送されるナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(中央)=菅野真沙美撮影 退院時、捜査員に囲まれながら車に乗り込み、埼玉県警熊谷署に移送されるナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(中央)=菅野真沙美撮影

 「痛みがなくなっておとなしくなったのでは。ペルーにいたら、こんなちゃんとした手術受けられなかったと思うよ」。捜査関係者は皮肉交じりに話すが、退院後に再逮捕されたナカダ容疑者が発した言葉は、「嘘です」「私はやっていない」-。と手術前と変わることはなかった。

 「手術を終えたら何か変わるかもしれないとちょっと期待したんだが…」。捜査関係者はそうつぶやく。

よくしゃべる「家系」?

 県警はナカダ容疑者の情報を集めようと、ペルーの行政機関を通して捜査依頼などを行ったが、手続が煩雑なため難航した。その上、12月のペルー国内はクリスマス休暇に突入して思うような反応が得られない。しびれを切らし、ナカダ容疑者の姉を日本に呼び寄せ、約2週間にわたり事情を聴いた。

 ナカダ容疑者とは画像共有サービス「インスタグラム」などを通じて時折やりとりをしていた姉だが、「いかんせん、離れて暮らしていたから、詳しい事情は知らないようだ」(捜査関係者)。新しく分かった事実は、姉が「ナカダ容疑者と同じぐらいよくしゃべることぐらい」だったという。

 ナカダ容疑者は当初から、ペルーで大量殺人を犯したとされる兄の話を聞こうとすると家族全員の話を始めたり、聞かれた勤務先とは違う勤務先の話を延々と語ったりして捜査関係者を困らせていた。

 「ペルー人の特徴なのか、本人の性質なのか、聞いた質問以外のことをたくさんしゃべる」と首をひねっていた捜査関係者は、姉からの聴取を終えて「あれはペルー人の特徴ではなくて、あの家族の特徴だ」。

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