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【熊谷6人殺害事件】ペルー人・ナカダ容疑者が頭部の手術で別人に! 奇声・奇行はなくなったが「私はやっていない…」

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【熊谷6人殺害事件】
ペルー人・ナカダ容疑者が頭部の手術で別人に! 奇声・奇行はなくなったが「私はやっていない…」

退院時、捜査員に囲まれながら車に乗り込み、埼玉県警熊谷署に移送されるナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(中央)=菅野真沙美撮影 退院時、捜査員に囲まれながら車に乗り込み、埼玉県警熊谷署に移送されるナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(中央)=菅野真沙美撮影

 埼玉県熊谷市の3民家で6人が殺害された悲惨な事件から3カ月余り。殺人容疑などで逮捕され、空腹になると叫び声を上げていたペルー人のナカダ・ルデナ・バイロン・ジョナタン容疑者(30)は、頭部の手術を受けると奇行が別人のように収まったという。しかし供述は変わらず「私はやっていない」-。質問以外のことはペラペラと話し現在、鑑定留置中のナカダ容疑者。事件の「今」を「けが」「姉」「ペルー人」の3つのキーワードで読み解いた。(菅野真沙美)

「早く退院させて」

 「退院させたのは早すぎた」

 母子3人が殺害された家の2階窓から転落したところを身柄確保されたナカダ容疑者。熊谷市内の病院に入院したが、10月8日に回復したとして退院し、殺人容疑などで逮捕された。 当初から「事件のことは知らない、分からない」と容疑を全面否認。それどころか、空腹時に大声をあげるなどの奇行が目立った。

 「『怖いから早く退院させてほしい』という深谷の病院の看護師たちからの声がかなりあったことも少なからず影響しているようだ。6人殺害犯が院内にいることが嫌だったのだろう」。捜査員はそう振り返る。

 実は、最初の退院の時点で、ナカダ容疑者の回復は不十分だった。接見した弁護人に「左目が見えない」「顔がしびれている」などと訴え、検査すると目の奥を骨折して鼻から髄液が漏れている状態。10月15日に再入院し、22日に髄膜炎を予防するための頭部手術を受けた。捜査関係者によると、手術後、ナカダ容疑者の奇行はなくなったという。

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