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【写真集チラ見せ】伊藤博文と安重根、息子同士は和解していた…歴史秘話満載『華族のアルバム』

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【写真集チラ見せ】
伊藤博文と安重根、息子同士は和解していた…歴史秘話満載『華族のアルバム』

昭和14年10月16日、朝鮮ホテルで面会した伊藤文吉(右)と安俊生=『華族のアルバム』(KADOKAWA)から 昭和14年10月16日、朝鮮ホテルで面会した伊藤文吉(右)と安俊生=『華族のアルバム』(KADOKAWA)から

 明治42(1909)年にハルビン駅頭で暗殺された初代首相の伊藤博文と、殺害者の朝鮮独立運動家、安重根。今も日韓対立の火種の一つとなっている事件だが、実はその息子同士は約80年前に和解していた-。そんな歴史秘話を物語る写真を多数収録した『華族のアルバム』(KADOKAWA・2500円+税)が、このほど刊行された。

 華族とは、明治2(1869)年から日本国憲法が施行された昭和22年まで存在していた貴族制度のこと。公・侯・伯・子・男の各爵位が設けられ、江戸以前からの公家や大名家のほか、明治維新後に功績があった政治家や軍人らにも与えられた。

 本書は、勲功華族である大久保家や伊藤家をはじめ、武家出身華族の徳川宗家、さらに旧宮家の北白川家など、旧華族・宮家計13家に伝わる多数の古写真の中から、肖像写真を中心に約100枚を取り上げる。

 戦後、公的に華族制度が廃止された後も、その人的ネットワークは健在だった。著者で大東文化大非常勤講師の倉持基(もとい)さん(45)は、「平成19年、大久保利通の曾孫にあたる大久保利泰(としひろ)さんと知り合って、大久保家が所蔵する3000点の写真の整理を依頼されたのがそもそもの始まりでした」と執筆経緯を明かす。

 倉持さんの専攻は、古写真を歴史資料として学問的に研究する「歴史写真学」。大久保さんとの出会いが、他の旧華族が所蔵する大量の写真類にアクセスする道を開いた。「大久保さんを通じて(旧華族の親睦組織である)霞会館会員の方に話を回してもらい、そこから次々に取材することができました」

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