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【安倍首相講演】(3)「私は批判を受けると燃える」

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【安倍首相講演】
(3)「私は批判を受けると燃える」

内外情勢調査会の全国懇談会で講演した、安倍晋三首相=14日、東京・紀尾井町(寺河内美奈撮影)

 その宇宙から半年間にわたる国際宇宙ステーションでの活動を終えて、先週、油井(亀美也)さんが地球へと戻ってきました。小学校の卒業文集に火星にいくという夢をつづった少年は一度は夢をあきらめ、自衛隊のパイロットになりました。しかし宇宙への夢を追い続ける空軍パイロットの姿を描いた映画「ライトスタッフ」をみて、一念発起、40歳を超えてからチャレンジし、夢をかなえました。まさに私たち中年の星であります。今日は私も含めて、中年というにはいささか年齢が高めの方々が少し多いような気もしますが、夢を追い求めるのに年齢は関係ありません。家族の支えがない、ここまでたどり着けなかった。一生懸命働いていた父は目標であり、父を誇りに思うと、レタス農家を営むお父さんへの感謝を語る油井さんの姿は大変すがすがしいものでありました。しかし、何よりも目標を失うことなく、その目標に向かって努力を重ねたことがこれだけの偉業につながったのだと思います。

 日本経済も同じことであります。高度成長はもはや過去の物となり、急速な少子高齢化が大きな高度的な課題としてのしかかっています。しかし、チャレンジを始めるのに遅すぎるということはありません。アベノミクスの3年間によって、日本経済は復活を遂げました。名目GDPは28兆円増えました。企業収益は過去最高となり、失業率は20年ぶりの低さです。多くの業種で2年連続のベースアップが実現し、今年は平均で昨年を上回る、過去十何年間で最高の賃上げが実施されました。中小企業の倒産件数は政権交代前と比べて2割も減り、昨年は24年ぶりに1万件を下回りました。今年は昨年よりも1割近く減って、この20年近く日本は長いデフレに苦しんできました。しかし、経済の好循環によって私たちはもはやデフレではない状況を作ることができました。

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