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【ローカルプレミアム】昔密造、今特区…千葉・香取のすし店主が自然栽培のコメで「理想のどぶろく」を完成

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昔密造、今特区…千葉・香取のすし店主が自然栽培のコメで「理想のどぶろく」を完成

特区による免許取得で造ったどぶろくを、すし店で提供している小堀真市さん=香取市八日市場(城之内和義撮影)

 国の構造改革特区制度に基づく「どぶろく特区」に認定された千葉県香取市で、県内第1号の製造免許を取得した小堀真市さん(50)のどぶろくが完成した。コメ農家で、すし店「まこと屋」(同市八日市場)を営む小堀さんが自然栽培で育てたコシヒカリを原料に、自然の乳酸菌の力で醸す生●(きもと)造りで仕上げたこだわりの逸品。自店で提供しており、小堀さんは「理想の味に近いどぶろくができた。同じコメで作ったすしと一緒に味わってほしい」と話している。

 小堀さんは9月に製造免許を取得した後、今年の新米を使ったどぶろくを造り、店に出している。「すしの味を殺さないように」と白身、光り物、トロで相性を試し、お互いの味を引き立てる酒ができた。アルコール度数は10度未満で酸味と甘みのバランスが良く、芳醇(ほうじゅん)な香りを楽しめる。評判は上々で、「飲んだ客は2杯、3杯とおかわりをしてくれる」という。

 5代続くコメ農家の小堀さんは、鮮魚店や和食店の板前などで積み重ねた経験を生かし、31歳のときにすし店を開業。「本物の良いネタを、安い値段で味わってほしい」という思いから、屋号を「まこと屋」にした。

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