産経ニュース

【防衛最前線(50)】海自「あきづき」型護衛艦 イージス艦に匹敵する防空能力有する艦隊防空の要 南シナ海で米海軍と共同訓練も

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【防衛最前線(50)】
海自「あきづき」型護衛艦 イージス艦に匹敵する防空能力有する艦隊防空の要 南シナ海で米海軍と共同訓練も

あきづき型護衛艦の最新鋭である4番艦「ふゆづき」(海上自衛隊提供) あきづき型護衛艦の最新鋭である4番艦「ふゆづき」(海上自衛隊提供)

 海上自衛隊の護衛艦「ふゆづき」は10月28日、南シナ海の南方海域で、米海軍の原子力空母「セオドア・ルーズベルト」が所属する部隊と共同訓練を決行した。訓練内容は乗組員の相互移動や通信訓練など標準的なものだったが、米海軍の駆逐艦「ラッセン」が南シナ海で「航行の自由作戦」を実行した直後だっただけに、注目を浴びた。

 海自は「以前から計画していた通常の訓練」と説明し、航行の自由作戦との連動を否定。南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で人工島造成を進める中国を牽制する意図もないと強調する。

 海自によると、南シナ海での米国との共同訓練は年間1~3回のペースで開かれており、決して珍しくないという。実際、ふゆづきとセオドア・ルーズベルトが訓練を行った海域はスプラトリー諸島からは遠く、人工島周辺に近づくこともなかった。10月中旬に米印両国がインド洋で主催した海上共同訓練「マラバール」にふゆづきも参加し、その帰途に南シナ海で共同訓練を行ったというのが実情のようだ。

 ただ、今後は海自艦艇が南シナ海を航行する度に注目を集めることになる。海自幹部は「海自はアフリカ東部のジブチで海賊対処に当たっているため南シナ海は日頃から航行しているが、今のところ哨戒活動などを行う予定ない」としている。

 南シナ海で共同訓練を行ったふゆづきは「あきづき」型護衛艦の4番艦にあたる。1番艦のあきづきは汎用護衛艦「はつゆき」型の後継として平成24年に竣工、その後、てるづき、すずつき、最新のふゆづきが建造され、4個ある護衛隊群に1隻ずつ配備されている。

続きを読む

このニュースの写真

  • 海自「あきづき」型護衛艦 イージス艦に匹敵する防空能力有する艦隊防空の要 南シナ海で米海軍と共同訓練も
  • 海自「あきづき」型護衛艦 イージス艦に匹敵する防空能力有する艦隊防空の要 南シナ海で米海軍と共同訓練も
  • 海自「あきづき」型護衛艦 イージス艦に匹敵する防空能力有する艦隊防空の要 南シナ海で米海軍と共同訓練も

「ニュース」のランキング