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【安保法廃止集会詳報(3)】シールズ女性・くるみ氏「日本帝国100年の総括をしよう」

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【安保法廃止集会詳報(3)】
シールズ女性・くるみ氏「日本帝国100年の総括をしよう」

 「この法案は過去への侮辱だ。ポーランド、長崎、広島、沖縄、台湾、韓国。今まで戦争の爪痕が残るいろんな地に私は訪れてきた。おびただしい人間の死と破壊。戦争によってゆがめられた人生、分断にあった民族、終わらない戦後。そんな事実に向き合ったとき、私がどう生きるべきか問われる。歴史を背負って私たちは生きており、過去とは決別できない。してはいけないと強く思う。過去に盲目となるのはやめましょう。権力に歴史を語らせることはやめさせましょう。理不尽に死んでいった多くの死を私は美しいとはとても言えない。本当に記憶し、寄り添うべき歴史は人々の嘆き、苦しみ、悲しみであるべきだ。今こそ私たち一人一人が過去の歴史に向き合い、日本帝国100年の総括を帝国主義の側からするのではなく、大衆意識の側からすべきだ」

 「私は改めて多くの死から平和を決意し、制定された日本国憲法の価値を再認識する。先人たちが残してきた民主主義精神を生きた遺産として私たちが引き受けたい。戦争は究極の消費活動だ。私たちの血税は何十、何百億円かかる戦闘機に使われ、相手国の街、文化、生活、あらゆるものを破壊し、多くの命が消費されていく。生み出すものは何もない。あるとしたら、それは日本に向けられる憎しみと日本が攻撃されるリスクだろう。想像してください。ボタン一つ、指示1つでミサイルや戦闘機が狙う先に誰がいるのかを。国民やテロリスト集団などとひとくくりにするのではなく、具体的な人々の姿をそこに想像するべきだ」

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