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【安保法廃止集会詳報(3)】シールズ女性・くるみ氏「日本帝国100年の総括をしよう」

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【安保法廃止集会詳報(3)】
シールズ女性・くるみ氏「日本帝国100年の総括をしよう」

 【くるみ氏】(シールズメンバー、大学1年)

 「間もなく2015年が終わろうとしている。私は現政権によって立憲主義が侮辱されたこの年を忘れない。そして自由と民主主義をあきらめない多くの人々とつながれたこの年の事実も私は忘れることができない。安倍さんが忘れるであろうと言ったこの年の出来事は私の心にしっかりと刻まれた。9月19日、民主主義のプロセスを無視し、安保法案は強行採決された。今国会での成立を拒むのは国民の8割、法案成立の反対は6割、憲法審査会の3人の憲法学者の違憲判決(ママ)、研究者・学者1万4000人の抗議声明、そして国会前のみならず、あらゆるところで老若男女、宗教、政治的立場を問わず多くの人が、この法制の危険性を訴え、反対の声を上げてきた」

 「この数値化、可視化された事実を政府は無視したのです。この法制の中身は非常に重要で、私たち一人一人の命や生活に関わってくる内容だ。それを5月の閣議決定から短期間で決め、国民のためといいながら、これだけ多くの国民の声を無視する。独裁政治といわれても仕方ない。この法制の成立によって、日本は戦争ができる国となってしまった。ドイツのワイツゼッカー大統領の戦後40周年演説の言葉を思い出す。『問題は過去を克服することではない。さようなことができるわけがない。後になって過去を変えたり、起らなかったことにするわけにはいかない。しかし過去に目を閉ざす者は結局のところ、現在にも盲目となる。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです』。この言葉をそのまま安倍さんに伝えたい」

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