産経ニュース

【中国PM2・5】ついにWHO基準値の80倍に ネットには怒りと絶望の声 「結局は風まかせかよ…」

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【中国PM2・5】
ついにWHO基準値の80倍に ネットには怒りと絶望の声 「結局は風まかせかよ…」

スモッグに覆われた1日の北京・天安門(上)と、冷気が流入して晴れ渡った2日の天安門(下)=ロイター

 11月末から中国の首都北京を覆い尽くした今冬最悪の大気汚染は12月初め、微小粒子状物質「PM2・5」の濃度が一部地域で1立方メートル当たり1000マイクログラム近くに達した。2日には上空に流れ込んだ冷気の影響でスモッグは解消されたが、中国のネットユーザーからは「政府ではなく風が頼り」「雨乞いならぬ“風乞い”が必要」との皮肉が聞かれた。一方、指導者層や富裕層の居住地も容赦なく襲う大気汚染については「平等をもたらす存在」と歓迎(?)する声もある。(西見由章)

「安全基準の80倍」

 11月27日から5日間続いた北京の深刻な大気汚染。あるネットユーザーは12月1日、PM2・5の携帯型測定器で1立方メートル当たり2000マイクログラムに達したことを伝えた。事実であれば世界保健機関(WHO)が推奨する安全値の約80倍にあたる数値だ。法制晩報(電子版)は「携帯型測定器は誤差が多く正確性に乏しい」とする専門家のコメントを引用して間接的にこの情報を否定したが、ネットユーザーからは「専門家の話こそもっと不正確だ」などと反発が起こった。

 「専門家がみな“権力の犬”であることは皆知っている。適当なことばかり言いやがって」

「ニュース」のランキング