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【話の肖像画】ケント・ギルバート(5完) 「最近の言論活動も同じ…日本でやることがある」

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【話の肖像画】
ケント・ギルバート(5完) 「最近の言論活動も同じ…日本でやることがある」

講演する米カリフォルニア州弁護士でタレントのケント・ギルバートさん=10月18日、福岡県(中川春佳撮影)

 〈父はいまでも特別な存在だ

 父は地元のユタ州で公認会計士をやっていました。僕がユタ州で不動産を購入しようとしたとき、父が保証するといってくれましたが、銀行は僕の収入源が日本だから借り入れを認めないと言うんです。そこの若い銀行員が父に向かって「あなたが保証するといってもね…」という態度を取ったら、父は怒って「私は地元で30年以上も公認会計士をやっている。街に出て私が約束を破ったことがあると証言できるやつを見つけてこい。絶対に見つけられないから!」と言い放ったんですよ。銀行員はびびっちゃって、お金を貸してくれました。そんなせりふを言える人間になりたいと思いましたね。昨年85歳で亡くなりましたが、人生を全うしました。

 〈妻は中学1年生の時の同級生

 家が近所で、あの年頃にとって最大の行事であるジュニア・プロム(高校2年生のダンスパーティー)には彼女と参加しました。大学の時は別の女性と交際しましたが、ずっと彼女のことを気にしていました。昭和50年7月に沖縄国際海洋博覧会のスタッフとして沖縄に滞在した後、訪れた京都で彼女の好きなスプーンのセットを買ったんです。それを渡すために会いに行ったことがきっかけとなって交際を始め、25歳のときに結婚しました。僕は大学院2年生で彼女は高校の国語の先生でした。

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