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【三島由紀夫没後45年(下)】三島に斬られ瀕死の元自衛官「潮吹くように血が噴き出した」

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【三島由紀夫没後45年(下)】
三島に斬られ瀕死の元自衛官「潮吹くように血が噴き出した」

三島由紀夫らと格闘の末、重傷を負った元自衛官の寺尾克美さん。刀傷が残るドアの前で当時の様子を語った=11日、東京都新宿区の防衛省・市ケ谷記念館(寺河内美奈撮影)

 事件から45年がたち、この間、三島と森田の思いを後世に伝えようと活動している組織がある。

 三島森田事務所(東京都足立区)だ。楯の会2期生で初代事務局長の堀田典郷(70)は「楯の会の解散に反対だったが、解散は先生の命令だったから同意した。でも、事件を風化させないために、三島先生のために何かをしたいという気持ちから、連絡網として事務所を立ち上げた」と話す。

 2代目事務局長の原田強士(56)は三島とも森田とも面識はない。事件が起きたのは小学生の時だった。20代で楯の会1期生の阿部勉(故人)と知り合い、三島の御霊のそばで、考え方を学びたいと考えるようになったという。三島森田事務所と関わって12年、事務局長になって10年になる。20年余り、三島の月命日には、三島が眠る多磨霊園の墓前で掃除を続けている。「最近、月命日にお参りに来る20代、30代の若者が少しずつ増えている。多いときで、15、16人。タバコを1本ささげる人もいる」

 「恢弘せよ、という命令は永遠に続くと思う」といい、毎年11月25日には、三島の墓前で慰霊祭を行っている。

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