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【衝撃事件の核心】暴力団が国民の医療費40兆円に群がり始めた! 住吉会系の療養費架空請求事件には芸人やミュージシャンの名も…

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【衝撃事件の核心】
暴力団が国民の医療費40兆円に群がり始めた! 住吉会系の療養費架空請求事件には芸人やミュージシャンの名も…

療養費の不正受給事件で、住吉会の本部事務所へ家宅捜索に入る警視庁の捜査員ら=7日午前10時30分、東京都港区

 暴力団が新たな資金源として目を付けたのは、40兆円を超える国民の医療費だった。警視庁組織犯罪対策4課は11月、接骨院と結託して国民の税金が原資の療養費を架空請求してだまし取っていたとして、指定暴力団住吉会系組長の三戸慶太郎容疑者(49)ら16人を逮捕した。ずさんな審査をすり抜ける隠れ蓑に使われたのは暴力団組員やお笑い芸人、ミュージシャンなど数百人の保険証。不正請求が常態化している療養費や診療報酬の現状を目の当たりにした捜査幹部は「審査の抜本的な強化が必要だ」と訴える。

「新たなシノギ」組織的に詐欺か 捜査幹部「徹底的につぶす」

 11月7日、東京都港区赤坂にある住吉会の本部に、組対4課の捜査員ら数十人が険しい表情で入っていった。容疑は詐欺。他にも2次団体の「幸平一家」、3次団体の「義勇会」などにも捜索に入っており、暴力団が組織的に詐欺事件に関与したと組対4課がみていることを物語る。

 捜査関係者によると、三戸容疑者の所属する義勇会は、住吉会の有力団体である幸平一家のなかでも資金源獲得活動に強いことで知られる組織。三戸容疑者はそのなかでも嗅覚が鋭く、療養費や診療報酬が暴力団の新たなシノギ(経済活動)とみて組織的な詐欺に乗り出したとみられる。

 三戸容疑者らの逮捕容疑は、平成23年8月~25年6月、東京都杉並区の「杉並すこやか接骨院」で、施術を受けたなどと偽り、国民健康保険を運営する新宿区などから療養費計約45万円をだまし取ったというもの。

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