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【経済インサイド】小泉進次郎の登場で自民党農林部会の雰囲気一変 「ミニ小泉劇場」に農業団体もタジタジ

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【経済インサイド】
小泉進次郎の登場で自民党農林部会の雰囲気一変 「ミニ小泉劇場」に農業団体もタジタジ

農水戦略調査会・農林部会合同会議を終え、記者に囲まれる小泉進次郎農林部会長=10月27日午後、東京・永田町の自民党本部(酒巻俊介撮影)

 そして会の終わりには、その日の会合の感想を述べる。「今日、最も印象的だった発言は~だ」や「今日は最も心を打たれた」などと話すことで、その会合の意義や手応えを自分なり解釈する。

 こうした小泉氏の一連の言動に、農林族幹部や農水省関係者からは「古株には浮かばない斬新なアイデア。農水行政を変えようとする意気込みを感じる」と評価する声も多い。前農林部会長の齋藤健農水副大臣も「年配の農水族の方々だと意見を言うときに身構える人もいるが、小泉さんだと若い人の意見も引き出しやすい」と称賛する。

 「ひとつ明らかなことがある。それは(ここにいる)誰よりも、農林の世界に詳しくないということです」。初仕事となった10月27日の農林関係合同会議では謙虚に話した小泉氏だが、就任1カ月も立たないうちに、すでに農林部会は進次郎カラーに染まりつつある。

 ただ、知名度は抜群だが、世論受けする言葉が目立ち「ポピュリスト(大衆迎合主義者)」とも批判されたことのある小泉氏。複雑な利害が絡む農業分野で、党執行部農林族、農業団体などを調整する役割としての力を発揮できるかは、まだまだ未知数だ。

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