産経ニュース

リアル書店はアマゾンの“懺悔”なのか 活字離れ…ネット通販じり貧状態に

ニュース プレミアム

記事詳細

更新


リアル書店はアマゾンの“懺悔”なのか 活字離れ…ネット通販じり貧状態に

アマゾンが米シアトルにオープンした「アマゾン・ブックス」のレジで最初に書籍を購入する女性客。リアルな書店の出店は初めてだ=3日(AP)

 書籍のネット通販を生業(なりわい)とする米アマゾン・コムが、初めてとなる実店舗の書店「アマゾン・ブックス」を本社のあるシアトルに3日オープンした。アマゾンの台頭で多くの書店が苦境に陥り廃業に追い込まれたが、若者を中心に活字離れが一段と進み、ネット通販もじり貧状態。こうした中、店主や店員のお薦めといった個性的な本を取りそろえるなど、本の魅力を直接伝える工夫を凝らした“街の本屋さん”が見直されている。アマゾン・ブックスも取り扱い書籍は厳選した5000~6000点と小規模で、実際に本を手に取ってもらう“リアルさ”を重視している。

 ■陳列工夫、レビューも意識

 「ネット書籍販売20年の経験を基に、オンラインとオフラインの利点を融合した店舗を作った」

 アマゾン・ブックスのジェニファー・キャスト副社長は開業の声明で、こう胸を張った。

 米メディアによると、店舗は大型ショッピングモールの一角にあり、広さは売り場が510平方メートル、書庫が185平方メートル。米国で一般的な大型書店の5分の1程度の広さで、扱う書籍数は小規模な街の書店と変わらない。販売価格はネット通販と同じにした。

「ニュース」のランキング