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【ビジネス解読】韓国版ブラックフライデーを知っていますか? 景気浮揚を狙った官製バーゲン でも怪しげな価格設定に不満噴出…

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【ビジネス解読】
韓国版ブラックフライデーを知っていますか? 景気浮揚を狙った官製バーゲン でも怪しげな価格設定に不満噴出…

現地で報じられた「韓国版ブラックフライデー」の模様(youtubeより)

 一般にブラックフライデーといえば、米国の感謝祭(11月第4木曜日)の翌日、小売店がプレゼント用商品の売れ残りを一掃する特売を行うことから「黒字の金曜日」と称された流通イベントだ。だが、韓国版ブラックフライデーは、大幅値引きで消費を刺激する目的で、韓国の産業通商資源部が音頭を取った官製バーゲンだ。

カンフル剤にはなったけど…

 産業通商資源部が10月19日にまとめた「コリアブラックフライデーの経済効果分析」によると、主要参加企業22社の期間中の売上高は、前年同時期に比べ20.7%増の7194億ウォン(約763億円)になったという。

 ロッテ・現代・新世界のデパート3社は売上高が同24.0%増、大手家電量販店も20.9%増となるなど、大きく販売を伸ばし、初の試みは、消費活性化に一定の成果を上げた形だ。同部は韓国版ブラックフライデーの経済効果について、10~12月の国内総生産(GDP)を0.1%押し上げると分析した。

 こうしたカンフル効果に気をよくした韓国政府は、早くも来年度の韓国版ブラックフライデーの実施に向けて動き始めた。産業通商資源部は、企業や消費者などの意見を踏まえ、年内にも次年度の実施計画をとりまとめる方針。時期や期間、イベント名なども整え、毎年の恒例行事とする考えだ。

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