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【経済インサイド】韓国が日本との通貨スワップ再開を懇願…今さら虫がよすぎるのではないか?

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【経済インサイド】
韓国が日本との通貨スワップ再開を懇願…今さら虫がよすぎるのではないか?

定期会合であいさつする経団連の榊原定征会長(左)と韓国・全経連の許昌秀会長=昨年12月、ソウル(共同)

 しかし、24年に李明博韓国大統領(当時)が島根県・竹島に強行上陸し、両国関係は一気に悪化。その際、日本政府はさすがに融資枠を130億ドルに縮小した。25年には残っていた100億ドル分を延長せず、韓国側が「延長の必要がない」と言い出したこともあり、13年半に及んだスワップ協定を今年2月に終了した。

 日韓関係が悪化する中、韓国政府が日本からも支援ともとられる通貨スワップを終えたいという政治的判断もあったとみられている。

 ただ、全経連など韓国経済界は、通貨スワップの再開を求めてきた。今年5月にソウルで開催された全経連なども支援する「日韓経済人会議」でも、韓国財界人から、日韓通貨スワップを求める声が上がっていた。

経済危機に陥る懸念

 ただ、再開を要請する理由や背景は今回、微妙に異なってきた。5月の会合では、「日韓関係改善の象徴」としての通貨スワップ再開という提案だった。

 これに対し、今回の全経連の要請では「関係改善の側面は一切なかった」(会合出席者)。逆に通貨スワップの持つ本来の機能が必要と、強調するものばかりだったという。これは韓国経済界が自国経済に対し強い危機感、再び経済危機の陥る懸念を強めているためだ。

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