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【大勝軒分裂騒動】創業者・山岸一雄さんの思い空しく… 同じ鍋の麺ゆでた弟子たちはなぜいがみ合うことになったのか?

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【大勝軒分裂騒動】
創業者・山岸一雄さんの思い空しく… 同じ鍋の麺ゆでた弟子たちはなぜいがみ合うことになったのか?

東池袋大勝軒の創業者、山岸一雄さん=2011年3月撮影

 田内川さんは、「マスター(山岸さん)が亡くなったことも、葬儀の場所も知らされなかった」。何とか場所を突き止めたが、火葬場に立ち会うことも最初は許されず、「駆けつけた約20人の古参弟子が追い出された」と訴える。

 最終的には親族の計らいで骨を拾うことはできたが、小汲さんも「同じ弟子なのに部外者扱い。あまりのことであきれてしまった。その日から、のれん会にいても仕方ないんじゃないか」という思いを強くしたと話す。

 「飯野さんが本店を名乗り、いつの間にか本店と支店というピラミッド構造になっていた。大勝軒という名前を独占したかったとしか思えない」。小汲さんは憤る。

   ■   ■

 ラーメンの神様とも評される山岸さんは、来る者を拒むことなく、「弟子入り志願者は誰でも受け入れていた」。弟子が独立する際にも、大勝軒の看板を自由に使わせ、のれん使用料などを要求することはなかったという。そんな山岸さんを慕い、東池袋大勝軒が区画整理で平成19年に閉店するまで、100人以上の弟子が誕生し、全国各地で自分たちの店を出していった。

 弟子の飯野さんが2代目となり店主を務める“本店”を、先代と同じ東池袋に出したのは平成20年。同時に、飯野さん主導で相互扶助を目的に「のれん会」が設立された。

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