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【政界徒然草】内閣改造で宏池会に渦巻く不満 岸田氏はエルメスのネクタイで古賀誠氏と関係修復か?

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【政界徒然草】
内閣改造で宏池会に渦巻く不満 岸田氏はエルメスのネクタイで古賀誠氏と関係修復か?

留任が決まり首相官邸に入る岸田文雄外相=10月7日

 自民党岸田派(宏池会)が揺れている。安倍晋三首相が10月7日に行った内閣改造で、岸田派の閣僚は改造前の5人から同派会長の岸田文雄外相の1人に激減。派内には「『反安倍』の受け皿とならないよう封じ込められた」との不満が渦巻く。9日に閣議決定された副大臣・政務官人事でも、9月の自民党総裁選の対応をめぐって同派幹部とぎくしゃくした議員が複数起用され、さまざまな憶測を呼んでいる。

 岸田派は今回の内閣改造で、林芳正農林水産相、宮沢洋一経済産業相、上川陽子法相、望月義夫環境相の4閣僚が退き、岸田氏だけが閣内に残った。入閣候補として売り込んでいた同派事務総長の宮腰光寛氏らの起用もかなわず、「一将功成りて万骨枯る。総裁選であれだけ苦労したのに…」(同派中堅)とのぼやきも漏れる。

 岸田派には、当選回数が衆院5回以上、参院3回以上で閣僚経験のない「入閣待機組」が10人いる。小幅改造だったとはいえ、9月の総裁選で首相の無投票再選に協力した見返りに、待機組から起用されることへの期待は高かった。最低でも、昨年9月の第2次改造内閣発足時と同じ「2閣僚」は確保できるとみられていただけに、「1閣僚」の衝撃は大きい。

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