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【花田紀凱の週刊誌ウォッチング〈535〉】春画を掲載した『文春』編集長に「3カ月間の休養」処分…要は“取り上げ方”の問題

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【花田紀凱の週刊誌ウォッチング〈535〉】
春画を掲載した『文春』編集長に「3カ月間の休養」処分…要は“取り上げ方”の問題

「春画」を掲載した週間文春(10月8日号)。編集長が3カ月間の休養処分となった(誌面複写)

 囲碁、将棋で言うところの「悪手(あくしゅ)」と言うべきだろう。

 『週刊文春』新谷学編集長に対し、社が「3カ月間の休養」を命じた。理由は先週の小欄でも触れたが、10月8日号で春画を掲載したこと。「編集上の配慮を欠き」「読者の信頼を裏切ることになった」からだという。

 たしかに春画など載せなくてもいいと思うが、載せたところでどうってことはない。当該号でも林真理子さんやマンガ家の伊藤理佐さんが書いて(描いて)いたが、今や女性、どころか夫婦そろって春画を見る時代なのだ。要は取り上げる“手つき”の問題。

 こんなことは上司が、「ま、用心深くやってくれよ」と笑って口頭注意すれば済む話だ。

 いきなり編集長3カ月休養で、役員がアタフタと陣頭指揮をとっているというが、部員たちの意気阻喪ぶりが目に見えるようだ。

 新谷編集長、ま、天が与えた「充電期間」と思うべし。

 編集長といえば『週刊ポスト』『週刊現代』『サンデー毎日』がそろって交代。『ポスト』は飯田昌宏元編集長が出戻り。最近号では実売10万台もあったというから交代も致し方ないのか。

 その『週刊文春』(10月15日号)、今週も充実。

 なかでおかしかったのは(当人にすればそれどころじゃないだろうが)「稲田朋美『身体検査』150分」。

 将来の総理候補と噂され、政調会長留任の稲田さん、当然、週刊誌は鵜の目、鷹の目でスキャンダルを狙う。で、『文春』は特別取材班を組んで取材を始め、ご主人の稲田龍示弁護士にも10月3日のアポイントを取っていた。

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