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【病と生きる】プロスケーター・鈴木明子さんが「摂食障害」克服したきっかけは… 一時は160cm32kgに

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【病と生きる】
プロスケーター・鈴木明子さんが「摂食障害」克服したきっかけは… 一時は160cm32kgに

「摂食障害のころは、五輪に行けるなんて思っていませんでした」と話す鈴木明子さん(大西史朗撮影) 「摂食障害のころは、五輪に行けるなんて思っていませんでした」と話す鈴木明子さん(大西史朗撮影)

 フィギュアスケート女子シングルの選手として活躍したプロスケーターの鈴木明子さん(30)。ジュニア時代から注目の選手だったが、大学進学後に摂食障害になり、身長160センチで48キロあった体重は一時、32キロにまで落ちた。スケートを生きる目標に病気を乗り越え、2度の五輪出場を果たした。「滑れる幸せ」がスケート人生の支えになっている。(油原聡子)

 東北福祉大学に進学したのを機に愛知県豊橋市の実家を離れ、仙台市の長久保裕コーチの家に下宿をしました。20歳のときに迎えるトリノ五輪を目指していました。

 フィギュアスケートは体重が重くなると、動きが悪くなり、足への負担も大きくなる。体重管理のため食事制限していたつもりが、だんだん食べられなくなりました。48キロだった体重は1カ月後には40キロに。食事が怖くなってしまったんです。5月には実家に帰り、病院の精神科で摂食障害の診断を受けました。

 <摂食障害は、「太りたくない」という極端なこだわりや「太っている自分には価値がない」という思い込みなど心理的な要因で起こる〉

 当初は自分が病気だとは受け入れられませんでした。「コントロールできていないだけ」と思うようにしていたのです。当時、両親は和食の料理店を経営。「食べる」のは人として基本的なことなのに、母が作った食事に手が付けられない。親不孝だと悲しく思いました。母からも「エネルギーのあるものを食べなさい」と言われ、脅迫のように感じていました。

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