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自民・稲田政調会長「真のチャンピオンは倒れても立ち上がる人」 米シンクタンクで講演(全文)

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自民・稲田政調会長「真のチャンピオンは倒れても立ち上がる人」 米シンクタンクで講演(全文)

9月30日、米ワシントンのシンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)で講演する稲田朋美政調会長(加納宏幸撮影)

 「日本は単なる経済大国から『道義大国』へと深化すべきだと思います。道義大国とは、自由で民主的な国、高い道徳性と倫理観で世界から尊敬され、評価される国です。世界のすべての人々が平和で安全で幸せに暮らせる社会を目指して積極的に貢献する国です」

 「東日本大震災の際に、多くの人々が他の方々の命を救うために命をささげました。世界中の人々が、震災を生き延びた人々の行動や彼らが大きな課題に静かに対応できるその能力に、感銘を受けたのです」

 「日本は非常に低い出生率と高齢化、エネルギー問題、大胆な財政再建の必要性など、多くの社会的問題に直面する世界で初めての国の1つです。私は日本が共通の課題に対する解決策を他の国々に提示するようになれば、世界中で尊敬される国になることを確信しています」

 「この目的を達成するために、日本国民全体が国の課題を他人の問題ではなく、自身の課題として受け入れ、その解決に積極的に取り組まなくてはなりません。日本は将来は参加型の社会をつくる使命の中にあります。この精神は、ジョン・F・ケネディ元大統領が有名な就任演説で呼びかけられたものです。『国が何をしてくれるかではなく、国のために何ができるかを考えよう』」

 「本日は私の個人的な考え方を披露しましたが、私は米国において保守派と位置付けられるのでしょうか。自民党は日本の保守政党ですが、その思想は多様です。大事なことは、個人個人の個性を評価し、潜在能力を完全に発揮できるように支援する社会をつくること。また、一生懸命に努力し、成功する人を評価し、努力しても成功しない、または成功できない人を支援する社会をつくることです」

 「米国の政治家の方々も、この考えを共有する方々は多いのではないでしょうか。今後とも一政治家として、『伝統と創造』の理念で日本の改革を進めることにより安倍政権を支えていきます。そして、日米同盟の強化のために、私自身の役割を果たしていきたいと考えています。ご清聴、ありがとうございました」

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