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【TVの潮流】天龍源一郎(65) ジャンボ鶴田存命でも「もう戦いたくないね」 妻のため引退、最後までダミ声で

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天龍源一郎(65) ジャンボ鶴田存命でも「もう戦いたくないね」 妻のため引退、最後までダミ声で

 記者会見で、引退試合の相手を「そこらのあんちゃん」と挑発した天龍源一郎=9月2日、東京・後楽園ホール

 プロレスラーの天龍源一郎(65)が、11月15日に東京・両国国技館で開かれる引退試合「~天龍源一郎 引退~革命終焉 Revolution FINAL」で、第一線を退く。9月2日、東京・後楽園ホールで記者会見を開いた天龍は、「魂と魂のぶつかり合いだった」と往年の名試合を振り返り、引退への思いを明かした。

「客はブーたれるかも」

 「(引退試合で)俺はね、サッカーボールキックとグーパンチと、のど元チョップだけで勝負付けてやりますよ。それだけで勝負を付けて、お客さんはブーたれるかもしれないけれど、その心づもりでやっていきますよ」

 天龍は会見で、引退試合の相手となるIWGPヘビー級王者、オカダ・カズチカ(27=新日本プロレス)に向かって、そう力強く宣言した。

 2人の年の差は40近く。その年月は、天龍の約40年にわたるプロレスラー人生とも重なる。引退を控えた今、天龍は「振り返れば、長いようで短い、腹いっぱいの格闘技人生だった」と、自らの歩みに思いをはせる。

「魂と魂のぶつかり合い」

 中学卒業後に角界入りし、西前頭筆頭まで上り詰めた。しかし、所属部屋をめぐる騒動などでプロレスに転向。昭和51年、ジャイアント馬場の立ち上げた全日本プロレスに入団した。フリー転身後は他団体の試合にも積極的に参戦し、還暦を過ぎても活躍するプロレス界の「生ける伝説」「ミスター・プロレス」と呼ばれてきた。

 ただ、全日に入団した当初は「(プロレス界に)なじめない自分がいた」と振り返る。

 「プロレスに転向したとき、『相撲で応援してくれた人たちも、長く天龍源一郎を応援してくれる』と思っていました。でも、あにはからんや、転向した途端、『何でプロレスなんか行くんだよ』という言葉を浴びせられた。そこからのスタートでした」

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