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【衝撃事件の核心】なぜ埼玉県警巡査部長は殺人に手を染めたのか? 犯行後に不倫旅行や借金返済… 二重生活で困窮

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【衝撃事件の核心】
なぜ埼玉県警巡査部長は殺人に手を染めたのか? 犯行後に不倫旅行や借金返済… 二重生活で困窮

中野翔太容疑者(親族のフェイスブックから)

動揺する本部長 被害者を被疑者と言い間違え

 「現職警察官による殺人事件」という初めての経験に、県警本部の慌てぶりは相当なものだった。

 逮捕会見を調整する広報課は当初、12日午前4時過ぎの開始を予定したが、キャリア組の貴志浩平・県警本部長を出席させず、写真やテレビカメラの撮影を冒頭だけに限ったことで報道陣が猛反発。空が明るみ始めた午前5時45分に新井捜査1課長による会見がようやく始まった。

 その後も、「本部長の代行権限を持つ警務部長が出席する」などとした広報課と「トップとしての責任をどう考えるのか」と問う記者たちの間で交渉が続いた。

 「本部長は質問を受け付けない」という条件で貴志本部長ら県警幹部が会見したのは同11時40分だった。だが、冒頭の謝罪で貴志本部長は「被疑者、ご遺族をはじめ、関係者に深くおわびする」と発言。張り詰めた空気のなかで「被害者」を「被疑者」と言い間違えるなど動揺を隠せない様子だった。

 会見後に、辞任の意向を問われると「再発防止策を講じるのが私の最大の責任だ」と短く述べるにとどめた。

 「県警に相当な衝撃が走ったことは事実だ。言い間違いは『本当に謝罪する気があるのか』といわれても仕方ないが、本部長も相当焦ったんだろう」。現場警察官はあきれ顔で話す一方、中野容疑者への憤りをあらわにした。

 「一番許されないのは、警察官が殺人を犯したことだ。金に困っていたとしても、なぜここまでする必要があったのか。犯行が事実なら、ふざけるなと言ってやりたい」

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