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作家・百田尚樹氏の新作エッセーは『大放言』 「マスコミの言葉狩り、レッテル貼りは凄まじい」「時代の空気に抗議の声を…」

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作家・百田尚樹氏の新作エッセーは『大放言』 「マスコミの言葉狩り、レッテル貼りは凄まじい」「時代の空気に抗議の声を…」

『大放言』百田尚樹著、新潮新書

 『永遠の0』『海賊とよばれた男』などの小説で知られる作家の百田尚樹さんは、発言やツイッターが物議をかもし、マスメディアで取り上げられることも多い。それも本人の意図に反し、発言が切り取られ、歪曲されて批判されることも多いとか。そうした中であえて挑発的なタイトルを冠して刊行したエッセー集『大放言』(新潮新書、760円+税)は20万部を突破した。インタビューの詳報は以下の通り。

もの言えぬ空気への抗議

 この本に書いてあることは全部、いつか言いたいと思ってきたことですが、中でも第4章の「我が炎上史」が一番、書きたかったことです。今のマスコミの「言葉狩り」は、いくらなんでも行き過ぎているんじゃないかと。もうひとつ、最初からこうと決めてかかる「レッテル貼り」がすごい。その人物なり言説なりを細かく分析するのではなくて、いきなり一言でレッテルを貼ってしまう。そうなると後から「これは違うんだ」と反論してもどうにもならない。マスコミというのはすごい権力を持っていますから。マスコミは、自分たちに都合の悪いことをいう人に対しては、バッシングしてレッテルを貼り、すさまじい言論封殺を展開する。こうなると皆、萎縮するのは当然ですよ。

 この10年くらい、表現者や言論者が萎縮しているのではと感じています。「下手なことを言うとバッシングされる」というわけで、誰もが恐れて思い切ったことが言えない。結果、出てくるのは、毒にも薬にもならないような発言ばかりになってしまう。そんな意見ならもう、何も言う必要ないですよ。

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