産経ニュース

【福島第1原発ルポ】原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【福島第1原発ルポ】
原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 

3号機の原子炉建屋では、がれきの撤去作業が行われていた=9月4日、福島県大熊町の福島第1原発(大西正純撮影)

タンクの量に圧倒

 移動用のバスに乗り込んで構内を走り始めると、びっしりと並ぶ汚染水のタンクが見えてきた。4段に積み上げたパーツの継ぎ目が見えるのが、「フランジ型」のタンク。鋼板をボルトでつなぎ合わせただけの簡易タンクで工期が短く、大量に発生した高濃度汚染水の保管用に導入されたが、漏洩が問題となり、継ぎ目のない「溶接型」のタンクへの置き換えが進む。

 別のタンク置き場では、高濃度汚染水の浄化完了により、役目を終えたフランジ型タンクの解体作業が行われていた。汚染水のリスクは、少しずつだが低減していた。

冷や汗が背中つたう

 バスはこの日のメーンの取材ポイントの一つ、原子炉建屋西側の高台に向かった。1、2号機建屋からの距離は、およそ70メートル。「これまでの現場公開で案内した屋外の取材ポイントよりも、かなり建屋に近い。被曝線量を抑えるため、短時間の取材になる」と東電の担当者から事前に説明があったが、バスを降りて建屋に近い高台の際まで行くと、線量は原発敷地入り口の1・6マイクロシーベルトから、約50倍の87マイクロシーベルトに跳ね上がった。暑さだけではない、冷たい汗が背中をつたうのを感じた。

このニュースの写真

  • 原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 
  • 原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 
  • 原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 
  • 原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 
  • 原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 
  • 原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 
  • 原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 
  • 原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 
  • 原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 
  • 原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 
  • 原子炉建屋まで70メートル、放射線量は一気に50倍に跳ね上がった… 冷や汗が伝った過酷な廃炉現場 

「ニュース」のランキング