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【日本の議論】190CMの巨漢と格闘して負傷した警視庁女性警察官が語る「警察官の覚悟」 「また同じ事態に遭遇しても立ち向かう」

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【日本の議論】
190CMの巨漢と格闘して負傷した警視庁女性警察官が語る「警察官の覚悟」 「また同じ事態に遭遇しても立ち向かう」

警視庁大井署に勤務する女性巡査長。包丁を振りかざす男に立ち向かい、被害拡大を食い止めたものの手に大けがを負った(三宅令撮影)

 国や地方自治体、企業への女性登用が国策として進むなか、その流れは警察にも及んでいる。警察庁は32年度までに、各都道府県警の定員に占める女性警察官の割合を1割にする方針を示した。一方、採用増の結果、殺人や薬物、暴力団捜査など、より危険な現場に女性警察官が向かうケースが増加。5月には、警視庁の女性巡査長が男に刃物で切りつけられる事案も発生した。重傷を負った巡査長は「制服に袖を通したときから、人を守る覚悟はできている」と決意を語った。

「この人を守らなければ」メモ板で必死に応戦

 「隣の部屋が! 早く来て!」

 5月23日午前7時40分ごろ、警視庁大井署の南大井交番(東京都品川区)に勤務する女性巡査長(24)は、宿直明けで、迷子になった高齢者を家に送り届けて交番に戻る途中、通行人の男性からそう呼び止められた。警察学校を卒業して2年にも満たない新米。一瞬、不安がよぎったが、同僚の応援を呼ぶ時間はない。男性と2人で現場のマンションに向かった。

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