産経ニュース

【日本の議論】離婚訴訟で増えつつある「冤罪DV」 証拠なく認定されるケースも 夫には「おっさん、ざま~みろ」とメール

ニュース プレミアム

記事詳細

更新

【日本の議論】
離婚訴訟で増えつつある「冤罪DV」 証拠なく認定されるケースも 夫には「おっさん、ざま~みろ」とメール

 妻は家出の半年ほど前から、朝食は前日に炊いた米だけ出して二度寝するようになった。風呂から出ると、きれいなバスタオルがあるのにぼろ雑巾のようなタオルが出されていたことも…。自宅のパソコンで「今日は日曜日だけど、おっさん(男性のこと)は仕事だ。ざまあみろ」と書かれた妻のメールを見つけ、愕然としたという。

 家裁は男性と長女の面会交流を認めたが、その直後、妻は「(妻への)DVを長女が目撃して恐怖を感じている」と医師に告げて長女を精神科に通院させ、「長女の通院・精神的不安定」を理由に面会をさせないようになった。さらに、「長女が性的虐待を受けた疑いがある」との通報があったとして、長女は児童相談所に一時保護された。しかし、児相は「性的虐待の有無は分からなかった」として長女を妻のもとに返還。その後、高裁では男性と長女の面会交流の必要性を認める決定が出されている。

男性からの相談も増加中

 問題を抱える夫婦をサポートするNPO法人「結婚生活カウンセリング協会」(横浜市)のコンサルタント、大塚ガクさんは「DVは男性がするものというイメージが強く、女性が離婚したいと思ったときに“でっちあげDV”を使いやすい状況にある。外傷が残らなくても首の筋を違えたとか、けんか以外でできたあざを撮影して『夫からやられた』といってみたり、裁判の証拠となる材料が集めやすい。訴えられた男性からの相談も増えている」と話す。

「ニュース」のランキング